感染症予防の基本
寒くなってくる時期、気になってくることの一つに感染症の心配があげられます。子どもはもちろん、家族全員が意識して元気に過ごしたいですよね。
今回は特に乳児幼児の予防対策について考えます。
基本は手洗い!うがい!
日常の習慣として取り入れるために、大人が一緒になり、小さな頃から毎日行うことが大切です。
手洗いは外遊び後や食事の前、排泄後にしっかり行います。また、手づかみでごはんを食べる子は手についたタンパク質がえさとなり、ウイルスが増殖します。食後にも念入りな手洗いが欠かせないのです。
なじみのある童謡やわらべうたに手洗いの方法をのせて、覚えやすくすることでより習慣として身につけやすいかもしれません。
うがいが難しい乳児は、お茶や湯冷ましをのむことも効果的です。
温度湿度管理
温度は20℃〜25℃が理想です。室温を調節するだけではなく、子どもの活動に合わせて衣服の調節していくことで、温度差に強い体づくりにつながります。
湿度は60%が理想です。加湿器でなくても、ぬらしたタオルをつるすだけで加湿効果になります。そして寒い冬こそ、1時間に一度ほど窓を開けて換気することも大切です。
家族みんなでmyタオル
家族内であっても清潔を保つために必要なことです。大人にとっても予防につながります。
大きくなってきたら、手の届く場所にフックをつけておき、ループタオルを用意します。毎朝自分でmyタオルを準備する習慣を身につけても良いのではないでしょうか。
子どもとお掃除
お部屋の掃除はもちろん、おもちゃの清潔に意識します。家庭内では気にしない場合も多いですが、まだおもちゃを口に入れる子どもに感染源になり得ます。
清潔を保たなくては!と意識し、掃除の時間をつくろうとしてもなかなかつくれない事も多いです。そんな時、遊びの一つに掃除を入れるのはどうでしょう。子どもたちも真似っこやお手伝いが大好きなので、「ふきふき、真似っこできる?」「お手伝いお願いします」などの声かけで誘ってみるといいかもしれません。
万が一の時のために
どんなに気をつけていてもウイルスに勝てない場合もあります。
下痢のオムツを替えるための新聞紙や新しい着替え、吐しゃ物を手早く片付けるためのバケツ、使い捨て手袋やぞうきん、マスク、ビニール袋、新聞紙等を身近に準備しておくといざという時役に立ちます。
参考
関連するSNSのコメント